慢性関節リウマチの中医学対策について定例勉強会を開催しました

今月は、中医学講師の陶恵寧(とう けいねい)先生をお招きして、「慢性関節リウマチの中医学対策」、「認知症の中医学対策」といった内容で、定例勉強会を開催しました。

慢性関節リウマチに漢方薬が効くの?と意外に思われるかもしれませんが、弁証論治により病因を判断し、人それぞれにあった中成薬を飲んでいただければ、きっと、つらい痛みが取れるだけではなく、体質から改善されていくはずです。
今日は、リウマチの中医学による対策について、基礎的な内容から症例まで幅広く学ぶことができました。

認知症については、脳血管性の認知症の場合と、アルツハイマー型認知症のような変性型の認知症の場合とで、どういった中成薬が有効なのかを学びました。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【講師紹介】
陶 恵寧 先生
南京中医薬大学中医学部卒業。病院勤務を経て、広州中医薬大学大学院に進学。
89年、医学修士課程を修了。97年来日。2002年、順天堂大学大学院にて医学博士学位を取得。
その後、同大学医学部で中医学の研究と講義に従事。
現在、日本中医薬研究会専任講師として、中医学の教育と普及に従事。

【定例勉強会 出席店】
福井薬局、東宝薬局牛田店、小林漢方駅前店、古林漢方薬局、フタバ漢方薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、くすりの石田一貫堂、ムラオカ薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、くすりのあきてんしん堂、西川薬局、まえのぶ薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりの広貫堂イオン海田店、三香薬局

「第8回 消費者講演会」を開催しました!

広島国際会議場にて、
第8回中医学健康セミナー「食と漢方で健康になろう!病気に負けない身体づくり」を開催しました。
155名の方に参加いただきました。
例年に比べ、交通の便が悪いかなと心配しておりましたが、たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。

第一部 中戸川 貢 先生 第二部 劉 桂平 先生
麦味参顆粒を熱く語る柳父先生 皆さん、熱心に聴いていただけました!

 

第一部は、「現代の食事はミネラル不足」
講師は、加工食品ジャーナリストで、全国各地の講演会に引っ張りだこの中戸川貢先生。
講演では、コンビニ弁当、ファミレス、ファーストフード、冷凍食品、レトルト食品、
スーパーのお惣菜などの、現代人が依存する便利な食品は、実は、驚くべきほどの
ミネラル不足が生じている、というお話を具体的な例を次々と挙げて紹介されました。
「このような食事を続けると、必ず病気になります」と、大変説得力がありました。

第二部は、「元気になる!中医学食養生の基本」
講師は、いつも中医学的食養生について、会員店にとてもわかりやすく講義をしてくださる劉桂平先生。
講演では、「自分の体質にあった食養生」が、元気になるためにもっとも重要な予防法であり、
また、結果的には最良の治療法になるというお話しをされました。
食養生での大切なポイントは、高タンパク、高糖質、油もの、冷たいものの摂取量に気を付け、
腹八分目を原則とすること。自分にあった食養生を続ければ、脾胃の力が高まり、
結果、自然治癒力も高まり、精神も脳も活性化して、病気になりにくく、
たとえ病気になったとしても手軽な中医薬ですぐに治る、と説かれました。

   
 試飲コーナーで中成薬を試してもらいました。  冠元顆粒で鳥居を作成!「カープ優勝祈願!」

 

あるお客様が、「早めに帰ろうと思っていたけど、食養生の話がとてもよかったので最後までいました」と
おっしゃって下さいました。
来年も、消費者講演会の開催を予定しています。どうぞお楽しみに!

7月31日に「市民公開講座 第8回 中医学健康セミナー」を開催します!

広島中医薬研究会主催の「市民公開講座 第8回 中医学健康セミナー」を、7月31日(日)に広島国際会議場にて開催いたします。
≪食と漢方で健康になろう!−病気に負けない身体づくり−≫と題して、加工食品ジャーナリストの中戸川貢さんをお迎えして、現代の食事にひそむ危険や、身体に良い食事についてご講演いただきます。第2部は、劉桂平先生による食養生を中心とした漢方のお話です。
ご来場を希望される方は、下記お申込みフォーム、または広島中医薬研究会の加盟店へ直接お問い合わせください。
たくさんの皆様のご来場をお待ちしております!!

>>「市民公開講座 第8回 中医学健康セミナー」参加お申込みはこちらから

>>お近くの加盟店はこちらから

<個人情報の取り扱いについて>
お申込みに際してご記入いただいた個人情報は入場券の発送のみに利用いたします。ご本人の承諾なく第三者に開示・提供することは一切ございません。

【懇親会】カープ観戦に行きました!

昨年大好評だったカープ観戦に、今年も、会員店の親睦を深める目的で行ってきました!
今年は、とにかく絶好調のカープ!昨日まで怒涛の11連勝!!
勝てば球団記録に並ぶ12連勝がかかった大事な試合でしたが、結果は、5−2で惜敗・・・。
残念でしたが、野球場でビールを片手に声援を送るのは、やはり楽しいものです。
来年もぜひ、マツダスタジアムで親睦会を開けるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

新商品「艶麗丹」について定例勉強会を開催しました

今月は、中医学講師の韓笑(かん しょう)先生をお招きして、
新商品である「艶麗丹(えんれいたん)」について定例勉強会を開催しました。

「艶麗丹」とは、2016年2月に発売された新商品で、
美容と健康に優れた効果を発揮する高貴薬です。

含有されている成分が非常に高価で貴重なものばかりで、
下記の4成分を主成分としています。

1.「哈土蟆油(はしまゆ)」
林蛙というカエルの輸卵管を哈土蟆油(はしまゆ)と呼びます。
日本ではあまり馴染みがありませんが、中国では最高級薬膳として知られており、
美容・美肌、抗老化、抗疲労に役立つ食材として、大変人気が高い食材だとのことです。
かつては宮廷への献上品だったそうです。

2.「西洋人参」
西洋人参は、良く知られている高麗人参と同様、気を補う作用に優れた薬用人参です。
疲労や虚弱体質の改善に有効です。
高麗人参で見られる、のぼせや火照り、動悸などの副作用がないのが特長です。
西太后や光緒皇帝が服用していたそうです。

3.「銀耳」
銀耳は、白キクラゲとして知られているキノコです。
保水力に優れ、近年では、高級化粧品に使用され注目を集めています。
楊貴妃が美容のために用いたと言われています。

4.「珍珠(ちんじゅ)」
珍珠とは、宝石の真珠のことを言います。
日本では、内服薬としての馴染みはありませんが、
中国では、「飲めば若さを保つことができる」生薬として知られています。
西太后も真珠の微粉末を飲んでいたそうです。

使用アンケート調査では、お肌の潤いに対する効果の実感はもちろん、
肉体疲労や更年期のイライラ、不妊治療の卵胞発育などで有効であった
という報告が出てきているそうです。

いつまでも美しくありたい、とお考えの方には、是非飲んで頂きたい新商品です。

【講師紹介】
韓 笑 先生
遼寧省出身。2000年、遼寧中医薬大学卒業。総合病院にて臨床従事。2003年、来日。
2005年、順天堂大学微生物・感染制御科学講座。2010年、同大学にて医学博士学位取得・博士研究員。
2015年より、日本中医薬研究会専任講師として、中医学の教育と普及に従事。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
健康堂薬局、ムラオカ薬局、サン薬局、福井薬局、今岡薬局、古林漢方薬局、フタバ漢方薬局、西川薬局、小林漢方駅前店、広貫堂Aコープ瀬野店、ヘルシータウンジョイ薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、三香薬局、めぐみ堂、くすりの石田一貫堂、東宝薬局牛田店

「鼻のトラブルに対する中国漢方の応用」 について定例勉強会を開催しました

今月は、中医学講師の仝選甫(とん せんぽ)先生をお招きして、
「鼻のトラブルに対する中国漢方の応用」といった内容で
定例勉強会を開催しました。

「鼻のトラブル」としては、慢性鼻炎、後鼻漏、副鼻腔炎(蓄膿症)、
鼻茸(ハナタケ)、血管運動性鼻炎、花粉症などのアレルギー性鼻炎が
あげられます。

こういった疾患について、どういった中国漢方を、
どのように組み合わせて使うと効果的かといったことを学びました。
特に、中国漢方の「鼻淵丸」、「頂調顆粒」、「衛益顆粒」、「独歩顆粒」は、
鼻の症状改善にあたって大変有用であることが、症例を通じても理解できました。

また、定例勉強会の後には、1年に1回実施させる「会員資格試験」が行われました。
中医薬研究会では、その会員規則にて「日夜、中医学の習熟に努める」と
定められており、その習熟度をはかるために、会員資格試験が課せられています。
点数が低い場合には、資格のはく奪となってしまう厳しい試験です。

なお、広島中医薬研究会の会員は、今年も無事全員合格でした。
会員一同、今後とも、ますます中医学の研鑽に努めていきたいと思います。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【講師紹介】
仝 選甫 先生
河南中医薬大学客員教授。87年、河南中医薬大学医学部卒業。
同年より、河南中医薬大学附属医院教授、耳鼻咽喉科主任などを務める。
97年、中国耳鼻咽喉科のベテラン中医師である蔡福養(さいふくよう)教授の耳鼻喉学術経験継承人に。
2002年、広州中医薬大学附属医院、耳鼻科准教授、主任などを務める。2004年、来日。
2009年より、日本中医薬研究会専任講師として、中医学の教育と普及に従事。

【定例勉強会 出席店】
古林漢方薬局、フタバ漢方薬局、三条薬局、東宝薬局本通店、ムラオカ薬局、漢方薬局本草、小林漢方駅前店、まえのぶ薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、今岡薬局、エイコー堂薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりの広貫堂イオン海田店、広貫堂Aコープ瀬野店、福井薬局、健康堂薬局、サン薬局、めぐみ堂、東宝薬局牛田店、くすりの石田一貫堂、三香薬局、やなぶ養神堂薬局

「ロコモの中医学対策」について、定例勉強会を実施しました

今月は、中医学講師の陶恵寧(とう けいねい)先生をお迎えして、「ロコモの中医学対策」と題して、
定例勉強会を開催しました。

ロコモとは、和名では「運動器症候群」と呼ばれ、
加齢や生活習慣によって、関節や筋肉などの運動器に障害を起こしている状態をさします。
推定患者数は、予備軍も含めると4700万人(男性2100万人、女性2600万人)とも
見積られており、実に、国民の3人に1人が患っている計算になります。

患者数が多いにもかかわらず、治療に難渋することが多いのも
ロコモの特長と言えるかもしれません。
中医学では、その原因を「腎虚」、「血虚」、「脾虚」、「気滞」にあると考え、
根本の原因から体質改善をしていくことで治療にあたります。

なかなか改善しない痛みやしびれでお悩みがあれば、
きっと中医学がお役に立てるはずです。

【講師紹介】
陶 恵寧 先生
南京中医薬大学中医学部卒業。病院勤務を経て、広州中医薬大学大学院に進学。
89年、医学修士課程を修了。97年来日。2002年、順天堂大学大学院にて医学博士学位を取得。
その後、同大学医学部で中医学の研究と講義に従事。
現在、日本中医薬研究会専任講師として、中医学の教育と普及に従事。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
三条薬局、東宝薬局牛田店、小林漢方駅前店、西川薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、ヘルシータウンジョイ薬局、福井薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりの広貫堂イオン海田店、くすりの石田一貫堂、エイコー堂薬局、ムラオカ薬局、古林漢方薬局、フタバ漢方薬局、サン薬局、三香薬局

「シベリア霊芝などのキノコ類」について、定例勉強会を実施しました。

キノコは、栄養価が高く、おいしい食材として、日々食卓にならんでいますが、
漢方薬としても、多くの種類のキノコ類が「健康長寿」に大きな役割を果たしています。

今回の勉強会では、漢方で使われるキノコ類の中でも、特に優れた作用を持っている、
シベリア霊芝(商品名:シベリア霊芝)、
霊芝や霊芝胞子(商品名:星火霊芝宝)、
雲芝(商品名:木鶏丹)について、特徴や使い方を学びました。

それぞれの特長をまとめると、下記の通りです。

『シベリア霊芝』
・免疫細胞を活性化する。
・抗アレルギー作用を持つ。
・がん細胞の増殖を抑える。
・「シベリア霊芝(チャガ)」は、がん、花粉症、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群などの症例に有効

『霊芝、霊芝胞子』
・がん細胞の自然死を引き起こす。
・免疫細胞を活性化する。
・「星火霊芝宝」は、がん、不眠、扁桃腺炎などの症例に有効

『雲芝』
・肝炎、肝がんの治療に有効。
・肝機能を改善する。
・「木鶏丹」は、飲酒後の二日酔い、肝胆の検査数値の改善、蕁麻疹などの症例に有効

様々な症例も学ぶことができ、大変勉強になりました。

【講師紹介】
劉伶 先生
1982年   遼寧中医学院中医学科卒業
1982〜86年 同学院講師、同学院外来勤務
1988年   同学院大学院修士学位取得
1990年   岡山大学医学部第一内科に留学
1993年   同大学にて医学博士号を取得
2000年4月より 遼寧中医学院各員教授
婦人科及び血液循環に関する専門家として数多くの論文を発表。現在、日本中医薬研究会専任講師として中医学の普及活動に従事。中華中医薬学会会員。日本不妊カウンセリング学会会員。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
エイコー堂薬局翠店、フタバ漢方薬局、西川薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、サン薬局(2名)、まえのぶ薬局、ムラオカ薬局、健康堂薬局、福井薬局、東宝薬局本通店、東宝薬局牛田店、漢方薬房本草、小林漢方駅前店、広貫堂Aコープ瀬野店、くすりの広貫堂イオン海田店、ドラッグプラスアルファ薬局、古林漢方薬局、やなぶ養神堂薬局、三香薬局

「不妊症」について、定例勉強会を実施しました(第10回)

今月も、中医学講師の河野康文先生に「不妊症」の講義をしていただきました。

これまで2年間、基礎から症例まで、たくさんのことを学ぶことができました。
まだまだ学ぶべきことはたくさんあるとは思いますが、今回で、不妊症の講義シリーズは一旦終わりとなります。
今後は、各店でそれぞれ研鑽に努めていきたいと思います。

今回の講義の内容は、
(1)体重減少性無月経の病態や中医学での対応、
(2)体重減少性不妊症の症例として、河野先生ご自身のカウンセリング患者=妊娠成功例
(3)症例検討として、サン薬局さんとヘルシータウンジョイ薬局さんから提供された症例について、
中医学的な対応について議論をしました。


また、講義の後は、会員店のみなさんと河野先生を交えて、「玄品ふぐ」にて、忘年会を行いました。
たくさん食べて、飲んで、楽しい忘年会でした。
2016年も、会員店一同、頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

【定例勉強会 出席店】
フタバ漢方薬局、ムラオカ薬局、エイコー堂薬局翠店、まえのぶ薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、くすりの石田一貫堂、やなぶ養神堂薬局、サン薬局(2名)、今岡薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、三香薬局、東宝薬局本通店、東宝薬局牛田店、くすりのあきてんしん堂、古林漢方薬局、漢方薬房本草、くすりの広貫堂イオン海田店、ドラッグプラスアルファ薬局、小林漢方駅前店

「不妊症」について、定例勉強会を実施しました(第9回)

今月も、中医学講師の河野康文先生に「不妊症」の講義をしていただきました。

講義内容は、
(1)高齢不妊の症例1例(サン薬局さんご提供分)紹介と解説、
(2)高齢不妊の対応、
(3)子宮内膜症、
(4)子宮腺筋症、
(5)子宮内膜症・子宮腺筋症に対する中医学の認識と対応、
(6)症例から学ぶ(1例)として、河野先生ご自身のカウンセリング患者=子宮内膜症からの改善、妊娠成功例を話されました。



広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
今岡薬局、サン薬局、フタバ薬局、古林漢方薬局、小林漢方駅前店、くすりのアイカタ、くすりのあきてんしん堂、ムラオカ薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりの広貫堂イオン海田店、まえのぶ薬局