「ロコモの中医学対策」について、定例勉強会を実施しました

今月は、中医学講師の陶恵寧(とう けいねい)先生をお迎えして、「ロコモの中医学対策」と題して、
定例勉強会を開催しました。

ロコモとは、和名では「運動器症候群」と呼ばれ、
加齢や生活習慣によって、関節や筋肉などの運動器に障害を起こしている状態をさします。
推定患者数は、予備軍も含めると4700万人(男性2100万人、女性2600万人)とも
見積られており、実に、国民の3人に1人が患っている計算になります。

患者数が多いにもかかわらず、治療に難渋することが多いのも
ロコモの特長と言えるかもしれません。
中医学では、その原因を「腎虚」、「血虚」、「脾虚」、「気滞」にあると考え、
根本の原因から体質改善をしていくことで治療にあたります。

なかなか改善しない痛みやしびれでお悩みがあれば、
きっと中医学がお役に立てるはずです。

【講師紹介】
陶 恵寧 先生
南京中医薬大学中医学部卒業。病院勤務を経て、広州中医薬大学大学院に進学。
89年、医学修士課程を修了。97年来日。2002年、順天堂大学大学院にて医学博士学位を取得。
その後、同大学医学部で中医学の研究と講義に従事。
現在、日本中医薬研究会専任講師として、中医学の教育と普及に従事。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
三条薬局、東宝薬局牛田店、小林漢方駅前店、西川薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、ヘルシータウンジョイ薬局、福井薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりの広貫堂イオン海田店、くすりの石田一貫堂、エイコー堂薬局、ムラオカ薬局、古林漢方薬局、フタバ漢方薬局、サン薬局、三香薬局