10月11日(日)、広島国際会議場にて、広島中医薬研究会主催の「第17回中医学健康セミナー」を開催しました。
今回のテーマは「いつまでも健やかに過ごす 女性のための漢方養生」でした。当日は約250名の方々にご参加いただき、講演や恒例のお楽しみ抽選会など、盛況のうちに終えることができました。

今回は、当日の様子をご紹介します。
第一部「いつまでも健やかに過ごす女性のための漢方養生」
第一部では、日本中医薬研究会会長の 猪越 英明(いこし ひであき)先生にご講演いただきました。

猪越先生は、東京・調布の東西薬局を経営されており、薬剤師・鍼灸師・医学博士として、長年にわたり中医学の普及と発展にご尽力されています。
女性の心と体の健康を支える「血」の働きを中心に、未病や活血(血の巡りをよくすること)について、わかりやすく解説していただきました。
なかでも印象的だったのは、舌の状態から体のコンディションを読み取る「舌診」についてのお話です。普段はあまり意識することのない舌の状態から、体の変化や健康状態を知る手がかりが得られることを、詳しく教えていただきました。

自分の体の状態を知り、自分に合った養生法を見つけることの大切さを、改めて学ぶ機会となりました。
第二部「年齢に負けない体づくり~補腎と女性の健康~」
第二部では、イスクラ産業株式会社代表取締役社長であり、中医学講師でもある陳志清(ちん しせい)先生にご講演いただきました。

陳先生は南京中医薬大学を卒業後、広島大学大学院で薬学博士の学位を取得されています。広島に6年間滞在されていたこともあり、講演の冒頭では「広島は第二の故郷です」とお話しくださり、和やかな雰囲気のなかで講演が始まりました。
講演では、女性の健康を支える中医学の考え方として、次の三つの柱を中心に解説していただきました。
・養血(ようけつ):血を養い、心と体に潤いを与える
・活血(かっけつ):血の巡りを整え、流れをよくする
・補腎(ほじん):生命力を補い、健やかな毎日を支える
さらに、加齢に伴う女性ホルモンの減少や、中医学における「五臓」の働きと相互関係など、女性の健康を考えるうえで大切なお話も伺いました。
講演の後半では、脳の働きと補腎の重要性についても詳しく解説していただき、体質や状態に合わせた補腎薬の使い方についてもお話しいただきました。
年齢を重ねても自分らしく健やかに過ごすために、日々の養生や体質に合ったケアについて考える機会となりました。
第三部は恒例のお楽しみ抽選会!

今回もカープのユニフォーム姿で司会を務めさせていただきました。講演中とは違った和やかな雰囲気のなか、会場の皆さまと一緒に抽選会を楽しみ、大いに盛り上がりました。
講演から抽選会まで、充実した時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
セミナー終了後は、広島駅近くの中華料理店で、講師の先生方を交えて懇親会を開催しました。
17回も続いてきたこの消費者セミナーの思い出話などに花が咲き、とても楽しいひとときとなりました。

長く続いてきた講演会だからこそ生まれるつながりや、皆さまとのご縁のありがたさを、改めて感じる時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
ご講演いただいた猪越英明先生、陳志清先生、ご参加くださった皆さま、そして準備や運営にご協力いただいたスタッフの皆さまに、心より御礼申し上げます。
今回のセミナーが、ご自身の体と向き合い、日々の養生について考えるきっかけとなっていれば幸いです。

広島中医薬研究会では、これからも漢方や中医学の知恵を通じて、皆さまの健康づくりに役立つ情報をお届けしてまいります。
今後とも、広島中医薬研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
