総会およびに定例勉強会「痺証の養生法」を開催しました

今月は、定例勉強会に先立って、広島中医薬研究会の総会が開催されました。
昨年度の会計報告・監査、今年度の事業計画などの議題に関して、スムーズに採択されました。
今年度も充実した定例会を計画することができました。
しっかりと勉強して、有益な情報をお客さまに還元できるよう努めていきたいと思います。
また、恒例の消費者講演会については、今年も広島市と福山市の2地区での開催が決定しました。
講演タイトルを「つらい肩、膝、腰の痛みに漢方を!」と題して、
「痛み」をテーマに開催します。
詳細は、改めてお知らせしますので、ご期待下さい。

総会に引き続き、定例勉強会も開催しました。中医学講師の秋本佳媛(あきもとよしえ)先生をお招きして、
「痺証の養生法」についての勉強会でした。

中医学では、痛みが発生する原因について、疲労や老化により体質が虚弱になったために、様々な邪気が
体の中に侵入してきて、気・血・水の流れを悪化させるために痛みが発生する、と考えます。
そのため、様々な中成薬によって、体質を強化したり、邪気を追い払ったり、また、気・血・水の流れを
改善させたり、といったことで痛みの改善を図っていきます。
中成薬の内服は、関節痛や腰痛にとても効果的です。
ただし、内服のみで関節痛や腰痛の改善を図るのは、時間がかかってしまうのも事実です。
痛みの改善には、運動やツボ、食養生、生活習慣の見直しなどの非薬物療法も併せて取り組む事が大切です。
中医学は、非薬物療法の知恵もたくさん持っています。

今回の定例会では、そんな非薬物療法の様々なお話しを、実演を踏まえながら教えて頂きました。
痛みに効くツボ、太極拳の動き、簡単な体操など、すぐに役立つ情報をたくさん聞くことができました。
つらい痛みで我慢している方は、試しに中医学の知恵を取り入れてみてください。

店頭でお気軽にご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
くすりのアイカタ、浅田エーケー堂漢方薬本店、今岡薬局、くすりのひらた宮浦店、くすりのひらた本店、サン薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、くすりのあきてんしん堂、古林漢方薬局、三香薬局、東宝薬局牛田店、福井薬局、ムラオカ薬局、エイコー堂薬局翠店、広貫堂ファミリー薬局、くすりの石田一貫堂、ヘルシータウンジョイ薬局、フタバ漢方薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、大竹ヘルシー薬局