「皮膚病における中成薬の応用」についての定例勉強会を開催しました

今月は、中医学講師の韓小霞先生をお招きして、「皮膚病における中成薬の応用」について
の定例勉強会を開催しました。

アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、乾癬、掌蹠膿疱症など、皮膚病には、様々な疾患が存在します。
これら皮膚病の治療では、一般的には、皮膚の炎症を抑えることを治療の目標にします。
でも、皮膚の炎症を押さえこみ、見た目がきれいになったら、本当に全ての問題が
解決されたことになるのでしょうか?

本日の定例会では、皮膚病は、皮膚をきれいにするだけではなく、もっと根源的な原因に対しての
治療が大切、という話を詳しく解説していただきました。
皮膚に炎症反応が表れるということは、血液や腸管の免疫異常により、中医学でいう「熱毒」が発生して、
その「熱毒」が皮膚の症状を引き起こしていると考えられます。
それらの「熱毒」が体内で発生した状態のまま、皮膚の炎症だけを抑えこむと、その「熱毒」は、
他の臓器に害を及ぼすことになります。
このため、皮膚炎の治療では、皮膚の炎症を抑えるだけでなく、「熱毒」が発生しない状態に
体質を改善させることがとても重要になるのです。
それでは、どういった中成薬を使って、「熱毒」の発生が起こらない状態にすればよいのか、
とても分かりやすくお話しいただけました。

定例会の後半には、フタバ漢方薬局の萩山知宏先生による進行のもと、
関節痛に良く効く「独歩顆粒」の使用経験に関する座談会を開催しました。
とても充実した定例会となりました。

皮膚炎でお悩みの方、関節痛でお悩みの方は、是非店頭でお気軽にご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
くすりのアイカタ、浅田エーケー堂漢方薬本店、今岡薬局、小林漢方駅前店、くすりのひらた宮浦店、くすりのひらた本店、サン薬局、やなぶ養神堂薬局、ドラッグプラスアルファ薬局、漢方なつめ、くすりのあきてんしん堂、古林漢方薬局、三香薬局、東宝薬局牛田店、福井薬局、ムラオカ薬局、エイコー堂薬局翠店、西川薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、フタバ漢方薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、大竹ヘルシー薬局