「舌診の基礎と症例」についての定例勉強会を開催しました

今月は、上海中薬大学付属日本校教授の高橋揚子先生をお招きして「舌診の基礎と臨床」についての定例勉強会を開催しました。

中医学では、「舌」は「内臓の鏡」、「健康のバロメーター」だと言われており、
「舌診」は中医診断を行う上で欠かすことのできない、大切な診断法となっています。
舌を診ることで、「舌の色」や「舌の形」からは、栄養状態や血液循環、水分代謝の
状態が分かります。

また、「苔の色」や「苔の状態」からは、病邪の進行の程度を推し測ることができます。

本日の勉強会では、この舌診について、基礎から分かりやすく教えていただくことができました。
また、具体的な症例を通じて、舌の状態から的確に方剤を選択できる考え方を教わりました。

店頭での漢方相談では、舌を診させていただくことが多いと思います。
薬局で舌を出すのはあまり慣れていないかと思いますが、実はとても多くの情報が
得られてくるものですので、ご来局の際には、是非ご協力ください。

なお、勉強会の後には、高橋先生を囲んで、ランチ会を開催しました。
おいしいイタリア料理で、楽しい時間となりました。


(Canova Canova)

【定例勉強会 出席店】
浅田エーケー堂漢方薬本店、今岡薬局、サン薬局、やなぶ養神堂薬局、ドラッグプラスアルファ広島、漢方なつめ、(有)三香薬局、東宝薬局本通店、東宝薬局牛田店、福井薬局、ムラオカ薬局、三条薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、フタバ漢方薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、大竹ヘルシー薬局、まえのぶ薬局、薬局アップルファーマシー、漢香堂