今月は、中医学講師の韓笑(かん・しょう)先生をお招きして、
「五臓(脾)の弁証と健康作り」についての定例勉強会を開催しました。
中成薬には、たくさんの種類の胃腸薬があります。
日本漢方の基礎となった有名な「傷寒論」という古典医学書の中だけでも、
「益胃」の建中湯、「清熱」の白虎湯、「温脾」の理中湯、「消痞(つかえをとる)」瀉心湯、
「降胃」の承気湯、「養陰益胃」の麦門冬湯など多種あります。
その他にも、汎用する処方としては、補中丸、開気丸、健胃顆粒、健脾散顆粒、晶三仙など
挙げていくときりがないほどです。
本日は、これら胃腸薬の誕生した歴史的な背景から教えていただき、さらに理解を深める
ことができました。
胃腸薬は、三国時代だったり、金元時代だったり、戦争の多発するストレスの多い時代に
発展してきた、という経緯があるそうです。
ストレスの多い時代、という意味では、情報過多の現代社会も相当にストレスが
溜まりやすい時代だと言えそうです。
逆流性食道炎、腹痛、下痢、便秘、過食、太れない、といった胃腸に関する
トラブルを抱えていたら、西洋医学の対処療法ではなく、中医学による根本治療を
考慮されてはいかがでしょうか。
是非、お気軽に店頭までご相談ください。
【定例勉強会 出席店】
今岡薬局、小林漢方駅前店、くすりのひらた宮浦店、くすりのひらた本店、サン薬局、やなぶ養神堂薬局、ドラッグプラスアルファ広島、東宝薬局本通店、くすりのあきてんしん堂、古林漢方薬局、ムラオカ薬局、エイコー堂薬局翠店、ヘルシータウンジョイ薬局(2名)、フタバ漢方薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、大竹ヘルシー薬局3名、まえのぶ薬局 、アップルファーマシー薬局(2名)