「耳鳴りの弁証論治」について定例勉強会を開催しました

今月は、中医学講師の劉暁非(りゅう ぎょうひ)先生をお招きして「耳鳴りの弁証論治」と題して定例勉強会を開催しました。

「耳鳴り」は、中医学では、その病因を「腎虚」(老化)、「肝鬱」(イライラ)、「於血」(血流悪化)、「痰湿」(浮腫み)に分けて、それぞれの病因に対しての治療を行っていきます。
本日は、各病因について最適な中成薬について学びました。

耳鳴りは、病院を受診してもなかなか治らないということで、漢方を求めて来局されることが多い疾患です。
過去、何年にもわたって耳鳴りに悩んでいた、という場合には、中成薬を飲んですぐに治る、というわけにはいきませんが、数か月の内服で違いは実感頂けるものと思います。


広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【講師紹介】
劉暁非(りゅう ぎょうひ)先生
中国遼寧中医薬大学 医学部卒業、同大学院 医学修士取得、同大学医学部 内科医師 講師勤務、2000年 遼寧中医薬大学客員教授、1991年1月 東海大学医学部留学・医学博士取得、1995年11月〜日本漢方メーカー入社 中医学講師 漢方アドバイザー 日本不妊カウンセラー学会会員 養生部会担当講師 五官病部会担当講師
専門:婦人病・更年期障害・免疫疾患・生活習慣病など。特に女性の健康保持と体質改善に注目し、思春期、青年期、生育期、更年期・・・どの時期も健康に過ごせる女性の未病先防を重視

【定例勉強会 出席店】
東宝薬局牛田店、フタバ漢方薬局、くすりのあきてんしん堂、サン薬局、エイコー堂薬局、広貫堂Aコープ瀬野店、小林漢方駅前店、古林漢方薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、福井薬局、ムラオカ薬局、三香薬局