「木鶏丹」について、定例勉強会を開催しました。

今月は、中医学講師の劉暁非先生とイスクラ産業株式会社開発部の飯田善彦先生をお迎えして、「木鶏丹」という中成薬について勉強会を行いました。

「木鶏丹」は、日本では初めて承認を得た「核桃楸皮(かくとうしゅうひ)」というマンシュウグルミの樹皮と「雲芝(うんし)」という貴重なキノコ類の生薬から構成されています。
日本では、これらの生薬に馴染みはありませんが、中国では、肝がんや肝炎、肝硬変などの肝臓病に対する第一選択薬として臨床実績があるそうです。

この「木鶏丹」は、単独でもすぐれた効果を発揮してくれますし、他の色々な漢方薬の効果を高めるような作用も期待できます。

脂肪肝、肝炎、肝がんなどの肝疾患の方はもちろん、ストレスや疲労感でお悩みの方や漢方薬の効果がなかなか実感できずにお困りの方にも、この木鶏丹がお役に立てるかもしれません。

広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。

【定例勉強会 出席店】
広貫堂ファミリー薬局、古林漢方薬局、西川薬局、フタバ漢方薬局、やなぶ養神堂薬局、サン薬局、ムラオカ薬局、ヘルシータウンジョイ薬局、エイコー堂薬局翠店、漢方薬局本草、まえのぶ薬局、くすりの石田一貫堂、東宝薬局牛田店、小林漢方駅前店、今岡薬局(2名)、福井薬局、三香薬局