今月は、中医学講師の劉伶(りゅうれい)先生をお迎えして「痛みの基礎と中医弁証」の勉強会を行いました。
今年の前半は「不妊症」で5回の勉強会を行いましたが、今回からは全4回の予定で「痛み」を中心に勉強会を行っていきます。
痛みの原因を中医学理論で解析し、また、様々な痛みの症例に対して、漢方が有効であることを学びました。
やはり、弁証論治が大切で、直接的に痛みを抑える薬を服用しなくても、痛みを起こしている原因を見極めて原因を改善することで、痛みも和らぐことが改めて理解できました。
鎮痛剤や湿布を長年使い続けているけど一向に改善しない、という方にも、中医学はお役に立てるかもしれません。
【講師紹介】
劉伶 先生
1982年 遼寧中医学院中医学科卒業
1982〜86年 同学院講師、同学院外来勤務
1988年 同学院大学院修士学位取得
1990年 岡山大学医学部第一内科に留学
1993年 同大学にて医学博士号を取得
2000年4月より 遼寧中医学院各員教授
婦人科及び血液循環に関する専門家として数多くの論文を発表。現在、日本中医薬研究会専任講師として中医学の普及活動に従事。中華中医薬学会会員。日本不妊カウンセリング学会会員。
広島中医薬研究会では、日々、中医学の研鑽に努めています。
是非、お近くのお店でご相談ください。
【定例勉強会 出席店】
今岡薬局、エイコー堂薬局、くすりのアイカタ、健康堂薬局、小林漢方駅前店、サン薬局、東宝薬局牛田店、ドラッグプラスアルファ広島、西川薬局、福井薬局、フタバ薬局、古林漢方薬局、ヘルシータウンジョイ薬局(2名)、ムラオカ薬局